イラン核問題2006年01月21日 10:40

イランへの攻撃を3月に指示したシェロン首相は、植物人間の状態になり、復活はないでしょうね。シラク仏大統領もテロ国家には核ミサイル攻撃もありえるとした。イランもその対応に出ている。どうなりますか?? ハルマゲドンの可能性はまだある。

イラン、資産移転を開始 核問題で中銀総裁
 【テヘラン20日共同】ロイター通信が20日のイラン学生通信の報道として伝えたところによると、イラン中央銀行のシェイバニ総裁は、欧米によるイラン核問題の国連安全保障理事会付託への動きを受け、海外にある同国の資産を「適当な場所に移動させている」と述べた。  ファルス通信によると、総裁は、対象は「石油収入などすべての預金」とした。詳細は不明だが、核問題の深刻化による欧州諸国の資産凍結措置に備えて、欧州の銀行から預金を引き揚げ始めたことを示す発言とみられる。  19日付のアラブ紙アッシャルク・アルアウサトは、イランの最高安全保障委員会が中銀や石油省に対し、スイスを除く欧州の銀行にある預金をシンガポールや香港などアジアの銀行に移すよう指示したと報道。引き揚げられる資産は、80億ドル(約9200億円)に達する可能があるという。 (共同通信) - 1月20日21時0分更新

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_ いわゆる神の存在証明がもたらす意味について - 2006年01月24日 11:04

神の存在証明再考

○先の神の存在証明は事の単純化が不足
 一般法則論としては、神の存在証明を、既に済ませてあります。
 しかし、それは、いわゆる悟りの体験をした筆者の知識を十二分に活用したものでは無
かった、と今になって分かりました。
 簡単に言えば、一般法則論に相応しい事の単純化が不足していました。
 この反省に基づいて、改めて神の存在証明を、ここでします。

○神の実在を学問的にも公共的にも認知させる事に成功したか
 話を単純化すると、話が分かり易くなり、説得力も強くなります。
 神の存在のように、未だその存在が学問的にも公共的にも認知されてはいないモノの実
在に関する主張は、複雑怪奇な話の儘では全く通用しません。
 そこで、一言で内容が言えるほど、話を単純化し簡略化することが必要不可欠です。
 一般法則論的な神の存在証明が、神の実在を学問的にも公共的にも認知させる切っ掛け
になる程の説得力のある話の単純化/簡略化にどこまで成功したか、今、その成果が問わ
れている所です。

○一般法則論/筆者の決意
 一般法則論的な意味の神は実在します。
 「それでも地球は回っている」の話と同じように、「それでも神は実在し仕事をしてい
る」訳です。
 この世界を造り支配している創造主である神+自然法則+エネルギー三位一体不可分の
働きの内の、「創造主である神」の実在を、学問的にも公共的にも認めないのは、大間違
いです。
 この点に関して、本質的には、学問的に公共的に認知するしないは、ましてやあなたや
私個人がそれを認める認めない等ということは、根源的な真理の実在の存否に一切無関係
です。
 なぜならば、回っている地球も、神の実在も、過去・現在・未来の全ての人の存在に客
観的かつ絶対的かつ普遍的に先立つ、それ自体で客観的かつ絶対的かつ普遍的な真理その
ものだからです。もちろん、こういう事に関する主義・主張は、その真偽が真理そのもの
に照らして常に必ず客観的かつ絶対的かつ普遍的に検証されて合格した時にのみ初めて学
問的にも公共的にも認められ受けいられるべき性質のものであることは、言うまでもあり
ません。
 一般法則論的な意味の神の実在を、学問的に、公共的に、更に地球人類全体のレベルで
認知させ常識にすることに関して、筆者の決意は、真剣で、大真面目で、一途です。
 で、変なヤツだとからかわれたり、危ない人間と思われて攻撃されたりすることがあり
ます。しかし、これは、殺されないのである限り、無視して前へ進むしかありません。

○神とは何か知らずに神の存在証明はできない
 神の存在証明をするには、もちろんその前に、神とは何かが一義的/一意的に明確に確
定的に分かっている必要があります。

○理性の力では神の存在を知ることはできない
 神とは何かを知らなくても、理屈を捏ね回せばその内に神とは何かが自然に分かる式の
発想/考え方で、神の存在証明が昔から行われて来ました。
 しかし、この考え方では、神の存在証明は、結局できません。
 なぜならば、神に関する知識を得ることが、理屈を展開する理性が働く意識の状態では
原理的に不可能だからです。
 知識の真の源は、人の理性にではなくて、この世界の創造主である神の所にしかないか
らです。
 神とは何かを知るには、いわゆる悟りの体験をすることが必要不可欠です。
 悟りの体験は、変成意識と言われる非理性的な特別の意識状態になり、絶対的無意識の
存在の神を意識化することです。これによって、一瞬にして神とは何かが、一義的/一意
的に明確に確定的に分かります。

○神について一義的/一意的に明確で確定的な知識が必要
 筆者が、ここでしている一般法則論の話の中で神の存在証明をしたときに、23歳(1
963年)の時の悟りの体験に基づいて、既に神とは何か(この世界の天地万物の唯一絶
対普遍かつ至高の創造主である神)について、一義的/一意的に明確に確定的に知ってい
ました。
 それどころか、創造主である神が造ったこの世界の成り立ちと仕組みについても、一義
的/一意的に明確に確定的に知っていました。

○創造主である神の天地創造の実際に関する知識も必要
 それは、神自らの身心をこの世界を造るための唯一絶対普遍の素材として提供し、天地
創造の原理に則って、言わば神自らの身心を自己展開する形で、神自らの化身/分身とな
るべき人間存在(宇宙大では人と同じ様な知的生命体としての宇宙人一般)と、この生活
基盤/インフラになる大自然世界を造ったのでした。

○この世界を創造主である神+自然法則+エネルギーで説明すべきことも知っている
 更に、自然科学は、人と人が住むこの世界の成り立ちと仕組みを、エネルギー+自然法
則というたった2つの基礎概念で説明し尽くそうとするものだ、という理解の下で、創造
主である神の身心とはエネルギーのことであり、創造主である神の天地創造の原理は自然
法則であるので、この世界は、創造主である神の存在を加えて、創造主である神+自然法
則+エネルギーの3つの基本概念で説明するのが正しい、ということも、一義的/一意的
に明確に確定的に知っていました。

○自然科学はこの世界を自然法則+エネルギー+数学で説明するものというのは誤解
 なお、自然科学は、この世界を自然法則+エネルギー+数学で説明するもの、という誤
解が広く世間に行き渡っています。
 この誤解に基づいて、数学に強くなければ自然科学はできないし、それを理解すること
さへできない、と言う更なる誤解が広く世間に行き渡っています。
 しかし、数学を一切使わなくても、(創造主である神+)自然法則+エネルギー一体の
働きという考え方だけでこの世界の成り立ちと仕組みは説明できますし、この知識に基づ
いて、十二分に(自然)科学的に考え、(自然)科学的に振る舞うことができます。
 科学的とは、単純化すると、自然法則+エネルギーの働きに則って考え行動するという
意味です。
 これは、簡単に言うと、何をするのでもそれをする正しいやり方や更にこれに加えて上
手なやり方/うまいやり方があると知ることですし、これを基本的に決めているのは自然
法則の働き方の原理である、「それをそれにする原理的仕組み」にその科学的な根拠があ
ることを知っていることです。
 このことを知らずに、科学的にはまったく根拠の無い、自分が勝手に決めたやり方を、
しばしば権力や暴力を使って強引に押し進めようとする人達がいます。例えば現在の北朝
鮮政府や中国政府。
 このようなことをする人達を諌めることはむずかしくても、少なくともそれに加担し、
それを助けることを避けることはできるものです。
 特に、数学に弱いから科学が分からないと思い込まされている文系の人達には、この話
は朗報の筈です。

○神と神の世界に関する根本的知識を獲得した「悟りの原理」も説明できる
 悟りの体験を、筆者だけでなく広く万人に可能にする原理的仕組みの存在(日常の意識
とは異なる特殊ないわゆる変成意識+絶対的無意識の存在の意識化)についても、神の存
在証明をするときには既に一義的/一意的に明確に確定的に知っていました。

○神による天地創造のやり方を具体的に説明できる知識も必要
 そして、実際にこの世界と人の存在が造られる仕組みは次のようになっていることも、
一義的/一意的に明確に確定的に知っていました。

・創造主である神と天地創造の意図/目的+自然法則+エネルギー一体不可分の働き→創
 造主である神の化身/分身としての人の存在とその住む大自然世界の誕生
・創造主である神の化身/分身の存在の人とその存在意図/目的+自然法則+エネルギー
 (物質)一体不可分の働き→各人の人生・文化文明的諸文物・人類史の誕生
 以上の図式を、別の形に書き換えると、次のようになります。

○世界を説明するための8つの要素に関する知識
1 創造主である神とこの神の天地創造の意図/目的
2 創造主である神の身心でありこの世界を造っている素材であるエネルギー
3 創造主である神の天地創造の原理としての自然法則
4 創造主である神+自然法則+エネルギー一体不可分の働きで造られた大自然世界(神
 の国)と神の化身/分身の存在の人(神の国の住人)の誕生
5 神の化身/分身の存在の人とその存在意図/目的
6=2 エネルギー(物質←物質はエネルギーが変形した物というE=Mc2 の式)
7=3 自然法則
8 神の化身/分身の存在の人+自然法則+エネルギー一体不可分の働きで作られた各人
  の人生・文化文明的諸文物・人類史の形成/誕生(人工の世界/第二の自然)

○8つ(実質4つ)の要素の間にある相互関係に関する知識もある
 この8つ(実質は4つ)の要素の間にある相互関係について、筆者は、一義的/一意的
に明確に確定的に知っています。

○部分に分離分割ができない常に全体でただ一つの世界
 創造主である神が、創造主である神+自然法則+エネルギー一体不可分の働きで造った
この世界は、部分部分に分離し分割することが決してできない、常に全体でただ一つの世
界として存在し、常に全体でただ一つの世界として働くものであることも、一義的/一意
的に明確に確定的に知っていました。これは、物理学的には光速度一定不変の原理とエネ
ルギー不滅の法則とも関係があります。
 なお、このような世界を説明するには、悟りの体験の時に一瞬にしてその全体を理解し
た時のように、一度に全部を一気に説明する方法しかないと考えて、この方法を探すのに
もう何年も試行錯誤の時間が掛かったものです。

○話の単純化
 以上の図式をもっと単純に書き換えると、次のようになります。
1 創造主である神
2 エネルギー
3 自然法則
4 生物としての人の存在を含む天然自然の世界
5 人の存在
6=2 エネルギー
7=3 自然法則
8 人工の世界

○現代の科学的常識では創造主である神の存在以外は既知
 さて、上に掲げたこの世界を構成している8つの要素(実質的には4つ)の内、現代の
科学的な常識では、1の創造主である神以外の残り7つ(実質4つ)の存在は、その存在
が既に知られています。

○現代の科学的常識を土台にした科学的な神の存在証明の仕方とその実際
 こういうことならば、科学的な神の存在証明は、科学的には未知の要素である創造主で
ある神の存在を、科学的には既知の残りの7つ(実質は4つ)の要素を使って行うのか良
いことになります。
 実際には、これを、自然法則(+エネルギー)には自らの主体的かつ自発的かつ自由な
意思が無いこと(物理では慣性の法則と言います)を自覚的な知識にして、これを手掛か
りにして、創造主である神の存在証明をすることになります。
 即ち、人が言わば人工の世界の創造主である神のように振る舞うという形で関与しない
と、自然法則+エネルギーだけの働きでは人工の世界/第二の自然は作れないように、創
造主である神と言う天然自然の存在抜きで、自然法則+エネルギーだけの働きでは、人の
存在を含めた天然自然の世界(大自然世界)を造ることが出来ないから、天然自然の存在
の創造主である神の存在は、自然法則+エネルギーの他にこの世界にとって、論理必然的
に或いは自動的かつ機械的に必要になる、という結論になります。

 以上で、再度の神の存在証明を済ませました。
 先の神の存在証明の仕方よりも今度の方が分かり易いですか?

○その存在証明をしたのは単なる神ではなくて創造主である神
 ここで確認しておきたいのは、その存在を証明したのは、単なる神の存在ではなくて、
私たちの存在を含めたこの世界の天地万物の唯一絶対普遍の創造主である神です。
 神の存在証明は、創造主である神の存在証明である必要があるのです。
 なぜならば、私たちの創造主である神であって初めて、私たちにとって意味のある存在
になるからです。
 また、神とは何かを考える鍵言葉も、この世界の「創造主」という点にあります。

○あなたは、神の実在を認めて受け入れましたか?
 科学的な思考のできるあなたは、この世界を作り支配している自然法則とエネルギーの
存在とその働きを既によくご存じでしょう。
 ならば、今再びその存在証明をした通り、自然法則及びエネルギーと一体不可分の存在
の創造主である神についても、ついでに認めてくださるでしょうか・・・。

 それとも、やっぱり神の存在など認めたくないですか・・・。
 しかし、仮令あなたが、ここでその存在証明をした意味の神の存在を認めなくても、そ
れでもあなたに化身し分身化している神の実在は、誰も否定することができません。
 あなたに化身し分身化している神は絶対にあなたを見捨てないし、一生涯更に死後も常
にあなたと共にあって、あなたを守り、あなたを助けてくれます。
 ある時には、あなたの努力を、原因=結果の因果必然の法則がしっかりと働いて、実り
あるものにしてくれます。
 また、ある時には、自然治癒力として働いて、あなた本来の身心の完全完璧さを維持し
或いは痛んだ所を修復してくれます。
 もし、あなたが神の存在を認め受け入れ、「神に祈る」という用語で知られている方法
を自覚的に意図的に使えると、普段は自動的かつ機械的に紋切り型に限定的にしか働かな
い自然治癒力を、俗に言う不治の病でも治すほどの本来の強い治癒力して使えます。
 神とは、人が元々有りもしないものを勝手に創り出したもので、あってもなくてもどっ
ちでも同じの抽象的で観念的な存在に過ぎないものではありません。
 神は、確かに実在し、全ての人の日常的な生き方の原理になる実用的な有り難い存在で
す。

○単純化を妨げた理由
 今回の神の存在証明では、科学的にも常識的にも、神の存在だけが未知で、自然法則や
エネルギーや私たち人間存在や私たちが生きているこの世界の存在は既知だ、と単純化し
て考えました。そして、既に知られている物で、未知の神の存在を証明しました。

 しかし、最初の神の存在証明では、厳密な意味では、神の存在だけでなく、その他の自
然法則やエネルギーや私たち人間存在や私たちが生きているこの世界の存在さへも、人類
にとっては未だ全て未知の存在である、と考えていました。
 例えば、自然法則やエネルギーの本質やこの間の関係や働き方の原理等について、科学
の基礎理論でも、未だ説明していないものです。
 そこで、神の存在証明をする為には、全てを最初からかつ零から説明する必要がある、
と決め込んでいました。
 それに、悟りの体験を可能にし、この世界を知ることができる「心」とか「精神」と名
付けて私たちが呼ぶ存在の実在証明をする必要もある、と考えていました。
 最初の神の存在証明のときには、この通りに私の頭の中は複雑な儘でした。
 そこで、先の神の存在証明では、何か不完全感が拭い切れませんでした。

○存在証明した神は悟りの体験で知った神そのもの
 一般法則論で言う神の存在証明は、「絶対的無意識の存在である神の意識化」という原
理に則って行われた俗に「悟りの体験」という方法で一義的/一意的に明確に確定的に知
ることができた神の存在を証明したものです。実際、これが、筆者の長年の課題だった訳
です。
 繰り返して言いますが、一般法則論における神の存在証明は、悟りの体験で知った神の
存在と、この神が自然法則+エネルギーを道具に使って造ったこの世界の成り立ちと仕組
みに関する知識+幼児の時から自覚的に知識を積み重ねて来た自然法則(+エネルギー)
の性質や働き方の原理等に関する知識に基づいて、その存在を証明したものです。
 言い換えると、創造主である神+自然法則+エネルギー一体不可分の働きで造られてい
るこの世界の成り立ちと仕組みに関する悟りの知識に基づき、子供でも体験的に知ること
ができる自然法則(+エネルギー)の持つ性質等を直接の手掛かりにして、その存在を証
明したものです。
 この点で、一般法則論での神の存在証明は、循環論法/同義語反復/トートロジーを、
自覚的に意図的に採用しています。
 循環論法/同義語反復/トートロジーと言う意味は、これ以外の知識や権威等に一切頼
る必要がない、これ自体で自己完結し自立している理論だ、ということです。

○従来の宗教宗派でいう神仏の存在証明ではない
 一般法則論でその存在を証明した神は、既に存在している宗教宗派で言う神の存在を指
すものではありません。
 既に存在している宗教宗派で言う神の存在の多くは、その存在証明がなされておらず、
「分からないから信じる」のだし、そもそも存在証明を試みること自体が神に対して不遜
な考え方だ、というものです。
 また、その神の存在は、一般法則論で説明する、神の存在について唯一直接知ることが
できる悟りの原理に則って得られるような知識に必ずしも基づいていないものです。
 その神についても、一義的/一意的に明確に確定的に説明されているものではありませ
ん。

 以上で、神の存在証明の再考は、終わります。

_ いわゆる神の存在証明がもたらす意味について - 2006年01月26日 23:55

 以下の文は、「この世界を知るための原理」中の、次の文の間に挿入する文です。
「○この世界を知り理解するのにノーベル賞級の頭脳でなくても済む」と「○創造主であ
る神の存在を人の心で知るための条件がある───悟りの経験」という文の間。

○この世界の見方・考え方が歪んでいる例
 世の多くの人たちは、自分自身と自分が生きているこの世界を、それが在るが儘の姿で
見ているのではありません。
 これを、仏教では、無明、煩悩、魔境の世界の中にある、と言います。

 具体例を挙げると────
 多くの人たちが、例えば「汚い豚」が実在していると思い込んでいます。
 中には、汚いから「豚」と呼ぶのだとさへ思っている人がいたりします。
 しかし、実際の豚は綺麗好きで、決して汚い訳ではありませんし、汚いから「ブタ」と
名付けて呼んだのでもありません。
 正確に言えば、「ブタ(と名付けた動物)が実在する。この動物について、同時に、一
部の人たちは、汚いと言う。」ということになります。

○悟りの瞬間に知ること───世界観と人間観の単純化
 「汚い豚」が実在しているのではない!
 実在しているのは、ブタと呼ぶことにした動物だ!
 この種の間違った思い込み、事実・実体とは全く掛け離れ、全く関係の無い、諸々の偏
見や妄想を、もう凡ゆる事について、自分はこれまでして来たのだ!
 ────と悟りの体験/覚醒体験では一瞬にして深く深く深く理解するのです。
 この瞬間は、「生まれて初めてブタ(そのもの)を見た!」と思わず言う位に、新鮮な
驚きと深い感動が伴います。
 この結果は、自分が生きているこの世界全体が一瞬にして全く新しい世界になります。

○新しい世界に生まれ変わる体験
 悟りの体験。
 本当に、その瞬間、全く新しい世界に自分は生まれ変わった、と思います。
 これは、迷いの世界、煩悩の世界、魔境の世界を突き抜けて、悟りの世界に到達した、
という事を意味します。

○人の生活基盤としての大自然の世界=神の国=地上の天国の発見
 悟りの世界に到達するとは、創造主である神が造った大自然の世界=神の国そのもの
の世界を発見することです。
 言い換えると、来世ではなくて、現世に神の国=地上の天国を発見することです。
 即ち、来世ではなくて、この現世こそが人が生きるための本来の地です。
 そして、人(宇宙人一般)は、自分が創造主である神の化身/分身の存在として、最初
からこの神の国の住人として生まれていると知るのです。
 また、この神の国においては、何も彼も完全完璧に良く造られていると知るのです。
 更に、この神の国が、人(宇宙人一般)が、創造主である神の化身/分身として生きる
ために必要不可欠な生活基盤/インフラになるものとして、創造主である神が用意してく
れたものだと分かるのです。
 こうだと気が付きます。

○創造主である神+自然法則+エネルギーのみで出来た単純な世界の発見
 余計な妄想や虚飾が取れて見えて来たこの世界は、創造主である神+自然法則+エネル
ギー一体不可分の働きだけで出来ている、とても単純で明快な世界だ、と分かります。

○一般意味論での説明
 一般意味論では、「汚い豚がいる」は、「豚がいる」という事実の認識が先にあって、
次にこの事実について、「汚い」と主観的な断定をしたものであり、自分が(勝手に)こ
う断定している事実を意識化し自覚することが必要で大切だ、と説明します。
 そして、人同士が話し合い協同して何かの仕事を一緒にするの為のコミュニケーション
では、「汚い豚がいる」ではなくて、「豚がいる」という事実に基づいてする必要がある
ものだ、と言います。
 この点で、一般意味論は、悟った人がするこの世界の見方・考え方を、言葉の使い方の
面から説明している、と言われる所以です。
 なお、一般意味論を知るには、先にも掲げたことがある次の本が、良い参考書。
S・I ・ハヤカワ 大久保忠利訳 思考と行動における言語 岩波書店 1951年(旧版)

○創造主である神+自然法則+エネルギーの働きで造られた世界
 悟りの体験をすると、次の2つのことを明確に知ります。一般法則論の見解です。
・この世界は、創造主である神+自然法則+エネルギー一体不可分の存在の働きで全て造
 られている
 そこで────
・創造主である神が造ったこの世界は、創造主である神+自然法則+エネルギーというた
 った3つの基本的な概念を元にして、全て説明できるし理解できる

○一般法則論は日本文明の申し子
 もちろん、これまで多くの人たちが悟りの体験をしましたが、一般法則論のように、こ
こまでこの世界を単純化して理解し説明している訳ではありません。
 悟りの体験と言えば、宗教の世界の中の話に終始してしまうのが普通です。
 筆者がこうならずに済んだ理由はなにか?
 もちろん、筆者が偉くて特別の人間であるからではありません。
 筆者と、筆者以前の人たちの間にある大きな違いは、19世紀から20世紀にかけて起
こった、人と人が住むこの世界に関する科学的な知識の爆発的な増大の恩恵を知って利用
出来たかどうかにある、と言えます。
 しかも、この点で、その知識の獲得と利用が子供にもできる、日本という超一級の科学
的な文明国に、丁度上手い具合の時期に筆者が生まれたことです。
 更に、古今東西の学問的、文化的、宗教的な遺産を知り、これを国語を読み書き出来る
だけで利用することが可能な国としても、日本は超一級の文化文明大国です。
 また、「神道」という精神的に成熟し自立した大人のための高等宗教の下で、宗教的なタブー
が殆ど全く無いことも、幸いしています。
 しかも、日本国内は平和がずっと続いて、戦後の日本の奇蹟的な経済成長のお陰で経済
的にもそれなりの余裕があって、個人的にはこの種の事に専任できる条件もありました。

○日本文明の評価
 現在の世界を見渡して、日本以外にこんな凄い文化文明国は、他にはありません。
 筆者が、隣国の韓国や中国、また精神世界の国インドに生まれていたら、一般法則論は
作り得なかった、と断言しても間違いは無いでしょう。
 もちろん、アメリカやイギリス、また、ドイツ、フランスなどの欧州の国の何処かに生
まれても、宗教的/思想的/哲学的な縛りによって、一般法則論を作ることは駄目だったで
しょう。

○日本文明を否定する人達を何とかできないか!
 「大中華文明の中国こそ世界一の国で、日本などとてもかなわない」と言って、早く日
本を中国の一部に組み込むのが自分の使命だと考えているお役人が、外務省の中にいる、
という話しです。
 政府の政策決定を握っているお役人が妄想的な思想信条/信念で、国民/民族の利益に
反する方向に暴走するのを、国民が止める手段が無い日本は、本当に困ったことです。
 日本民族の一人に生まれながら、日本が如何なる国か、全く知らない人達が、国の最高
学府を出た人達の中にもいます。日本に於ける教育の土台/大前提となる世界観と人間観
が、これまで根本的に間違っていた、と言わざるを得ません。
 一般法則論が、このお役に立つでしょうか・・・。

○日本の文化文明力
 中国政府が、最近も事故続きの炭鉱の安全性を確保する技術を、これを持つ日本に求め
ていると、先日、新聞で読みました。
 世界最高の中華文明を自ら誇る中国五千年の歴史は、そのような技術を独自に創り出さ
なかった訳です。

 もう25年位前の話になりますが、アフリカで旱魃の被害にあった人達のニュースの中
で、テレビ画面のテロップによると、民族衣装を着て踊っている人達は、「次はお前らの
番だ」と歌っていると言います。これは、他人に呪いを掛ける行為です。
 しかし、話が日本ならば、呪いの歌を歌いながら踊ってなどいないで、旱魃を科学技術
的に何とかしようと、何人もの学者や農業技術者が、直ちに立ち上がる所です。

○豚を豚にする自然の仕組み
 ここで簡単に、豚を豚にする自然の仕組みについて、説明しておきます。
 ブタをブタにしているのは、ブタを造ろうと意図した自然(創造主である神)です。
 この創造主である神の意図を唯一絶対普遍かつ不変の原因として、形のある具体的な存
在(ブタ)に実現(結果)するのは、何の働きか?
 この働きは、創造主である神の天地創造の原理である、原因=結果の因果必然の法則で
ある自然法則の働きです。
 自然法則の実際の働き方の原理は、ブタを他の如何なる存在でも無いブタという存在に
する「ブタの原理的仕組み」(プラトンの言葉で言えばブタのイデア)に則って、創造主
である神の無限大の心身をその本質とするエネルギーを唯一絶対普遍の素材にして、ブタ
の形(ブタの心身)を造るのに必要不可欠な量だけ(エネルギーを)「量子化」(し質量化)
する方法(技術としての自然法則)で(豚を)造ります。

(ここに追加文掲載予定)

○神道についての一般法則論的な簡単な説明
 神道以外の宗教の多くは、出自/素性がはっきりしている始祖がおり、よく纏められた
教典があり、教義/教理の体系があり、教団の組織もよく整っているので、一見すると組
織的な高等な宗教に見えます。
 しかし、その実体は、神が未だ未熟で無知な子供を相手にしているような宗教です。
 そこで、人間の日常生活の隅々まで、神様は「ああせい、こうせい。ああするな、こう
するな」という命令を下して干渉します。
 神道は、精神的に成熟し自立した大人用の高等宗教です。
 だから、神道の神様は、人の生活に、こんな干渉は一切しません。
 自分以外の神を認めず排除せよ、とも言いません。
  神道の神話では、我々日本民族の一人一人は、地上に降りた神の直系の子孫の天皇と、
天皇の直系の子供(天孫)(親子)という関係にあります。
 つまり、我々日本民族の一人一人は、一般法則論でいう神の化身/分身の存在です。
 天皇は、従って、日本民族の支配者ではなくて、日本民族を代表して、大祖先の神を祭
る「祭祀王」だ、と言われます。
 実際、例えば昨年の11月20日日曜日、天皇皇后両陛下御臨席の下、横浜で開かれた
「第25回全国豊かな海づくり大会」神奈川大会をテレビ中継で見ましたが、天皇陛下と
陛下に従われる皇后陛下は、正に民族を代表する祭祀王として振る舞われていました。
 また、その行事に参加している人たち=国民に対して、両陛下は、少しも支配的でも威
圧的ではありませんし、威張っている印象も全くありませんでした。
 先の大戦で日本の占領軍の司令官のマッカーサー元帥と会見された昭和天皇が、ご自分
の命はどうなっても良いから国民を救って欲しいと言われたと伝えられていますが、これ
は、天皇と国民の間を、陛下がどうお考えになられていたかを、端的に示しています。

 それでも、神道では、信者になるならないは、各人の自由です。
 また、信者として如何に在るべきかは、神は、信者自身の考えに全て任せています。
 そこで、信者は恣意的な何でも有りの生き方に走るのかといえば全くこの正反対で、常
に神の前で正しく在ろうとして、自らの人間性/人格の向上・陶冶に自ら進んで励むので
す。
 そこで、もう何をしても、例えば刀を持って戦い命をやりとりする為の訓練の場でさへ
も剣の「道」にして、それを自らの人格を磨く為の「場」にしてしまいます。
 この結果は、まるで悟りの開いた人のように、仮令人の監視の下になくても盗みなど悪
いことをしないし、穏やかでとても謙虚な人達で日本国中が溢れることになっています。

○日本文明の中に生まれ育った筆者の体験
 もう数年前になりますが、都内のJRのある駅の夕方の非常に混んだ時刻に、筆者は
自動販売機で切符を買って、釣銭を取らずに駅の改札口前まで行ってしまってから、
釣銭を取り忘れたと、切符の自動販売機の前に戻ったら、そのお金が、ちゃんと自動販売
機の前の台の上に置いてありました。
 こんなことは珍しいことですか?
 そうではない、と思います。
 ある方は、講演をした後、車代として頂いたお金の中から実際に使った残りのお金を、
領収書を付けてわざわざその講演の主催者に送り返した、という話を知りました。
 暫く前の話しですが、家の近くのコンビニで、コピー機を使かおうとしていた若い女性
が、店のレジに、前の人がお釣りを忘れて行ったようですと、お金を差し出しているのを
目撃しました。
 数日前は、筆者も、前の人がコピー機を使った後忘れて行った二百円余りのお釣りを店
のレジに届けました。
 日本の文化の中で普通に育った人ならば、こんなことはもう当たり前の行為でしょう。

○日本文明は一つの国で一つの独立した独自の文明
 しかし,これは、地球世界の古今東西の諸々の文化文明の中で、日本以外では観察する
のが難しいことだ、と言っても良いかも知れません。
 あなたは、どう判断されますか?
 事実、「文明の衝突」という本で知られている、サミュエル・ハンチントンは、日本文
明は、一つの国で一つの独立した独自の大文明だ、と言っています。
 サミュエル・ハンチントン 文明の衝突と21世紀の日本 集英社新書 2000年

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